日本の米の未来を守りたい。そんな高い志を持つ仲間が集まって、100showは誕生しました。 米を作るプロと米を売るプロが、手と手を取り合い、互いに切磋琢磨し合い、香川県から農業を盛り立てます。 私たちは“顔の見える生産者”として米を売るだけでなく、農業体験を通して消費者に“感動”を与えます。
降水量が少ない香川県は、水資源の面から見ると米づくりの適地とは言えません。先人たちは限られた水を大切に使いながら米作りを続けてきました。一方で香川県では毎年400ヘクタールが耕作放棄地となっている現実があります。
食生活の欧米化や多様化により、一人あたりのお米の消費量はピーク時の半分以下までに減少してきました。 日本は少子高齢化により内需は今後減っていくことが予想されます。昨今の複雑な世界情勢によるサプライチェーンの分断を経験し自国の食料、資源、エネルギーは出来るだけ自国で賄えるようにしていかなければならないと考えます。 100showが100年先の未来に向けて最もやらなくてはならないこと、それは米作りを守ることです。 日本の稲作が継続していける仕組みを創っていくこと。まずは香川からその実践をしていきます。
それが100showの目指している農業の姿です。
100showは「作る人」と「食べる人」の相互関係を築きたいと考えます。
相互関係とは「地産地消」よりももっとローカルな流通の仕組み。すなわち「食べる人に作る人の顔が見えること」と「作る人に食べる人の顔が見えること」です。
「食べる人」は、作る人の顔が見えることで安心して食べることができます。また、お米を食べることが農家を守ることにつながっていることにも気がつくでしょう。
「作る人」は、食べる人の顔が見えることでやりがいが増します。より安心でおいしいお米作りを心がけるでしょう。
「作る人」と「食べる人」の関係性を深め、お米を食べてもらう機会を増やすことが、100showの使命だと考えます。
100showは「人生100年時代をお米のチカラで応援する」をビジョンの一つに掲げています。
日本人は長年、栄養価の高いお米を主食としてきました。100showはお米の栄養価を再認識し、栄養価を活かした「かがわエシカル玄米」の提供や商品開発を行っています。100showの取り組みを通して、人々の健康で豊かな人生100年に役立ちたいと考えています。
学び、助け合う、持続可能な米作り
米作りは「1人で頑張る」から「みんなで助け合う」時代へ。メンバーがお互いに意見を出し合い、学び合い、決して水が豊富といえない香川県でも効率的かつ持続可能な米作りを実践しています。さらに、米作りから加工・販売まで一貫して行うことで、効率的に米の流通を循環させる仕組みを確立しました。
お米の新しい価値を作る
農家の生産したお米を一手間かけて選別し、「かがわエシカル玄米」と名づけて新しい使い道を切り開いています。米業界では専門業者に一括で販売することが多い主食用以外の玄米を、100showではそれぞれの価値に沿った商品作りに活かしています。商品作りを通して、新たな業界との連携も生まれています。