福島南相馬に支援品をお届けしました。


12月4~5日にかけて福島南相馬にみんなで作った無農薬のお米と、阿智村や近隣の皆さんから寄せられたお米や野菜、果物などを届けてきました。

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南相馬ファクトリーの一つである「えんどう豆」のスタッフと通所者のみなさん。震災と原発事故でバラバラにされたしょうがいしゃのみなさんが、もう一度震災前の生活を取り戻すために、缶バッチなどを制作・販売している。
後列左側から二人目は、今回の支援米プロジェクトリーダーの金子さん。金子さんのブログは http://ameblo.jp/nejimaki-orion/entry-11422339528.html



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届先は、南相馬市、相馬市の六ヶ所のしょうがいしゃ施設で震災後に作られた「南相馬ファクトリー」。お米8俵、林檎コンテナ8ケース、富有柿3箱、キウイ、じゃが芋、人参、白菜などの農産物。木工品、クレパス、ぬいぐるみなど。



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南相馬ファクトリー代表の佐藤さんに、みんなに書いてもらった寄せ書きをお渡しする。


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南相馬の田んぼは去年と今年稲の作付禁止。来年は作付が解禁されるようだが、山付きの田んぼは放射能の除せん、放射能汚染のない海岸に近い田んぼは水路の復旧、地盤沈下や津波被害による除塩が課題。
農機具や施設の被害や、働き手が亡くなったり、遠くに避難している人もいるだろうし。
来年から稲作が解禁されたとしても、全市一斉に米作りのスタートが切れる状況ではない。



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南相馬小高区の商店街で見つけた今は休業中のお菓子屋さんの看板。
震度6の地震に見舞われた小高区には潰れた家も多い。
避難区域から解除されたばかりで、電気は復旧したが、水道はまだ。昼間は立ち入ることができるが、夜間の滞在はまだ許されていない。
地震による破壊に加えて、放射能の影響で、この街の復旧・復興は始まったばかりである。
元気を出すためか、殆ど無人の街の電柱のスピーカーから流れてくる演歌が哀しい。



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われわれが行けるのはここまで。


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浪江町「希望の牧場」。

原発周辺の牛は殺処分せよとの国のお達しで多くの牛たちが殺処分された。繋がれたまま餓死した牛も多数。殺すのが忍びなく、野に離した牛が野良牛となる。
原発周辺に放置された犬や猫のペットの保護は許されるが、野良化した牛の保護は認められず殺せと。ペットは大事な家族で、牛たちは食用に供することができないただのモノだからか。
「希望の牧場」の吉沢氏は、牛たちを生かして放射能の影響について調べよと。氏は牛の寿命の20年を、牛たちと共にこれからここで生きていくと。絶望的状況の中でもあえて「希望の牧場」と名付ける。



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栄養不足のためか皮膚病で肌に潰瘍ができ、痩せた子牛の流す涙。耳票が付いているので、3.11の直前にうまれたのだろう。
この子牛はもう直ぐ命を終えるかもしれない。
果たして人は牛よりも賢いといえるか。賢いという人がいるのなら、何故人はあのような未来さえ奪う事故を引き起こしたのかと問いたい。
希望の牧場の吉沢氏の言葉に、牛飼いの意地と、牛への深い愛情を感じた。


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